たまれ de 白菜漬け 2023

CULTURE

そろそろ白菜漬けの時期だよね??

ここ2年くらいゆるーっと手仕事をしてきておりまして、なんとなーく風景としても安心しちゃいます。(2022年
で、11月に入ると「どうしよっか?」って話題がでてきます。今年はちょっと暖かい日も続いたりしていたので中旬過ぎに日程を確定させてばぁーと集まれるメンバーを、ひとみさん(別名:かりあげばばぁとも呼ばれる)が企画&実施!!
管理人はイベントページ準備やら白菜などの買いだし&相談相手となってまして、前日までに準備を済ませておくわけです。
で、当日の取り仕切りは「ひとみさん」が(このあたりもカタチになってきましたー)。
ちょっと時間前に来て準備して段取り組んで、だんだん集まってくるメンバーを迎え入れつつ、いっしょに準備しながらそのままスタートしていきます。この日も9:30集合だったけど9:00頃には白菜カットが既に行われております!!まぁ、天日干しする時間と待ち時間の兼ね合いがあるのでごもっともな判断ではあるですよね。

白菜が天日干しされてる間に、人間はおしゃべりタイム

今年(2023年)は白菜9玉をカット。たくさんの白菜たちが縁側に並びます。気持ちよさそうに寝ています。こうやって天日干しすると水分を飛ばすだけしゃなく、甘味旨味が強くなったり…って科学的なこともありつつ、でも本当はその待ち時間におしゃべりするのが集まる目的だったりしますよねー。あ、でもカットしていても、手を動かしながらでも口は止まらないんですけどねー。縁側脇の101でお茶飲みながら、介護の話、孫の話、お金の話や夫の話はもちろんでますよねー。んで、やりたいことの話ややりたくないことの話、相談事やどうでもいい話。大きな笑い声が絶えず続いているなぁと思ったら急に真面目な話だったり深刻な話もでたり…振り幅が大きいのは集まるメンバーの安心感が担保されているからですなー
って感じであっという間に2時間くらい経過してる!?

愛着のでてきた白菜を丁寧に漬けていきます

天日干しされるとちょっと表情が変わります。自分の持ってきた桶のサイズとカットされた白菜のサイズも大体1.5玉分くらいの白菜を桶に入れていきます。塩を塗り塗りしながら、唐辛子、昆布、ゆずをちょいちょい挟みつつ、寝床にお納めいただきます。なんか写真もペットを撫でるかのような…

ぎゅっぎゅっと詰めながら白菜を入れていきます。
重石も用意していますが、ここでぎゅっと詰めないと入らなかったりってこともあるのでギャンギャンに詰めていきます。そうすると結構早めに水がでてきます。手を動かしながら、「どうするの?」「こんな感じ??」っていいながらやっているのが井戸端会議的なものだったんだろうなーって思ったり。
なにはともあれ楽しそうでなにより!!!

こんな風景をいい感じに掘り起こしていく

「文化をつくっていく」みたいなことをここ3年くらいでいいはじめた記憶です。「たまれ」っていいはじめてから1年半とか経ったくらいかなー。で、イベント的なことや消費的なことをやるよりも持続的でなんか懐かしい風景や、ほっこりするような風景を、季節ごとにイメージできる風景をなんとなーく時間をかけながらつくっていけたらなーって思ったりしております。でも、「つくっていく」っていうのも「新しいものをつくっていく」っていう感覚よりも、ここにいる人たちの中にあることが表面化できたり、この地域や日本を含めたルーツをいっしょに今の「たまれ」っぽい感じで発掘していく的な感じ??
とまぁ、ああだこうだ言っておりますが、「なんか良くない??」って感じの風景をつくっていきたいし、そういう時間や感覚を共有したり、ひとまず許容してもらえたり、許容できたり…と。そのベースは、どんなイベントやどんな企画をするかってことじゃなくて、どんな関係性を日常的につくっていけるのか。ハレよりもケが大切で、ケのためにはハレも大事ってそんな心持ちで年明けまでもう少し走ってみたいと思いますー。

干し柿とか沢庵、キムチとかもやりたいよねー!!!


<季節行事や文化的な活動記録>

たまれ de 梅シロップ 2021.10
たまれ de 七輪 2022.2
たまれ de ハロウィン 2022.10
たまれ de 白菜漬け 2022.11
たまれ de 餅つき 2022.12
たまれ de 書き初め2023.1
たまれ de 味噌づくり 2023.2
たまれ de ひな祭り 2023.3
*たまれ de お花見
たまれ de 端午の節句 2023.5
たまれ万博’23 2023.6
たまれ de 七夕 2023.7
たまれ de 流しソーメン 2023.8
たまれ de ハロウィン 2023.10
たまれ de 白菜漬け 2023.11