「たまれ de 味噌づくり」2023

CULTURE

季節行事だけでなく、季節の手仕事も

正月は書き初め、2月は節分、3月はひな祭り…ってイベントだけじゃなく、季節感を感じるものはやっぱり「食」にもありますよねー。白菜漬けや梅シロップなんかも作りましたが、ぼちぼち味噌もつくりたいよねー、ってことで実は去年味噌作りはワークショップに参加させていただいてたんですよー。んで今年も参加しようと思ったんですが、スケジュールが合わず…でも作りたいなー…
ってことでわからないなりに手配してやってみることに!!そもそも2月後半なので時期的にはちょっと出遅れてるので、まずは手っ取り早く間違いないものをセットで手配したいってことで今回はこちらのセット(五味醤油さんの手前味噌セット)を手配してみましたー

まずは基本に忠実に

Youtubeにもいろんな動画も転がっているし、逆に情報が多くなりすぎるとわからなくなるので五味醤油さんの教えに忠実に進めていくことに。
味噌って1日でできないですからね。発酵を進めて6ヶ月くらいはかかります。んでそれは知ってるけど大豆を水を吸わせる時間、茹でる時間なんかもあるので準備時間も。これ、この部分を1人でやるよりもシェアできちゃったりするとハードルはやっぱり下がりますね、きっと。
前日に水につけておいた大豆を鍋で茹でます、3時間くらい(圧力鍋だと早いみたいね)。

みんなの集まる時間に合わせて茹でて、冷まして…ってタイミングもあるからここはうまく調整。
茹でた大豆を冷ましている間に、テーブルにボールやらジップロックやらも準備して、んで塩と麹を混ぜていきます、コレあとから混ぜるやつね。でも、すでに分量も小分けされているから楽チン!!

殺菌・除菌はしすぎない!!

感染症時代のわたしたちはすぐアルコールでプシュプシュしちゃうんですが、味噌づくりに必要な菌までやってしまったらダメですー。もともと、みんなで味噌作りするのもいろんな菌が入ったり、それぞれ土着の菌なんかも入ったりしてそれぞれの味噌になっていくわけで。とはいえ、汚い状況ってのは発酵じゃなく腐敗になってしまうのでソコはちゃんとしつつ。

で、大豆をボールに入れてマッシュしたり、ジップロック的な袋に入れてにぎにぎ潰したりしながらペーストにしていきます。

5セットだから5kgの大豆がこんな感じ。ドーン!!

にぎにぎターイムっ!!

「味噌づくり」といったらこのシーンが思い浮かぶんすかね??
つぶした大豆に麹と塩をまぜまぜしていきます!!これはもう手!!!グローブなんてせずに清潔な素手でいきましょう!!これは感覚的にも楽しいし、なんかこれくらいかなってこともそのうちわかってくるだろうし、きっと人肌温度も大事なんだろうと。もともと大豆も冷ましながらこの温度帯にもってきているので。

  で、にぎにぎタイムが終わったら、団子をつくって保管容器に投げつけていきます!!
ハンバーグの空気を抜く的な感じをして、結構強めに投げつけます!!「この野郎!」「大っ嫌いっ!と普段溜め込んだ何かがある方はご一緒にどうぞ。
で、しっかり空気を抜きながら仕上げていき、五味醤油さんの教科書では上に残しておいた塩をかけて蓋をする的な。これ、腐敗しにくいようになのかなー。

あとはそれぞれ持ち帰り、重石をしつつ、発酵を待ちます。
とその前に、ああだこうだ駄弁り、茶を飲み…というのも大事な時間。
この時間が関係性を発酵させていく一番のいいところだったりもするんじゃないかと思ったり。

味噌が仕上がったら、食べ比べしましょうねー!!

 

<季節行事や文化的な活動記録>

たまれ de 餅つき 2022
たまれ de 梅シロップ 2021
たまれ de 白菜漬け 2022
たまれ de 七輪 2023
たまれ de ひな祭り 2023
たまれ de 味噌づくり 2023
*たまれ de お花見
たまれ de 端午の節句 2023
たまれ de 七夕 2023
たまれ de 流しソーメン 2023
たまれ de ハロウィン 2022