初の「たまれ de 餅つき!!」2022

CULTURE

「つきたての餅を食べたい」

「つきたての餅を食べたい」って思ったら、彫刻家の馬塲さんが「うちに餅つき機あるよ」って。杵と臼で餅をつく行為自体も考えてはいたものの、餅つくタイミングが重なったり、なんやかんやで「ペッタン、ペッタン」は今年はお預けー。でも、「餅つき機って何??」って思いながら、つきたての餅を食べる行為をちっちゃくシェアする的なことをしてみることに(試験運転なのでお声がけはたまたま会った方に伝えた程度…)
で、買い出しやらなんやらは事前に済ませて…で調子に乗ってたら、あやうく前日準備をし忘れるとこでしたわ。みなさーん!もち米は前日からしっかり水につけておいてくださいねー!!で、それを水を切って、蒸し器とやらに入れて蒸していく

(馬塲さんの段取りが良すぎる…)

餅つき機の登場!!

んーと、構造的には洗濯機。でも持ち専用!!
恐る恐る蒸したもち米を入れてみる。ちょっとくっつかないように水をかける。餅つきっぽい。
しかしそこからはマシーン!蓋をしてボタンを押す。


わかりますかな?回りながら餅になっていってるんですよねー

つきたての熱い餅をのしていく!

「あっち!」といいながら餅を取り出して、片栗粉をまぶしてのしていく。これ、結構むずいっすね!!均一になるように、薄くなり過ぎないように…と気をつけながら素早くっ

なんか改めて思いますけど、この「熱い」とか「耳たぶくらいのやわらかさ」とか、質感とかそういうフィジカルでしか感じられないものやことって今後どうなってくんでしょうね??でっかいことはわからないんですが、少なくとも感覚共有できるメンバーや世代をチャリ圏内だったり、デジタル含めた2人称的なつながりの中にもしっかりと刻んでおきたいなーと。

「好きなものをつけて食す」

ここからは個人プレイ!!
あんこ、大根おろし、きなこ、磯部、納豆、ずんだ、ピザやパスタソース…それぞれが持参したりしたものを含め、レッツゴー!!

私は絶対に大根おろしは外せないっすね!!で、今回、納豆は初めてだっけけど美味し!!
このあたりは、人の育ってきた環境や地域性なんかも出ておもしろいっすねー。みなさんは何が好きですかー??
あ、あと完全に報告が漏れていましたが、「つきたての餅はうんまいっ」ってことを再確認。これ、みんなで食べてるから、とかそういう変数もあるとは思うんですけど、やっぱり「つきたての餅」のポテンシャルは半端ない!!

もう個人プレイをしたらいい。

季節のしごとや行事の風景をつくりたい

私たりが0からつくるものでは全然ないし、0からつくるなんてできない。
もともと慣習や文化みたいなものは変化しながら残ってきたものであるわけで。
ただ、このままだと自分たち(少なくとも私)が懐かしいと思う風景は意図的に残そうとしない限り、30年40年後には無くなっているんではないかって危機感を感じています、勝手に。30年前のことが残っているから平気では全然なくて、これから30年っていう変化率は全然比較にならない…。

普段、高齢の方の暮らしと向き合う仕事をしていると、懐かしい昔の話を聞いて再現できたらいいなーとか連れて行けたらいいねーって思ったりする機会も少なくなくて。じゃぁ自分が年を重ねた頃にそもそも懐かしいものに触れるっていう選択肢が残されているのか。残されていたとして、それは身体で感じるとかではなく、デジタル空間ではないのか。それは良いとか悪いとかではなくて、「それでいいのか?」みたいな問いを持っていたりする昨今。
とまぁ、最後はちょっと小難しい話にもなったけど、シンプルに「自分がいいな」って思うものをできる限り残していく努力をしていってみようと思います。
みなさんも是非参加してほしいし、参加するだけでなく、残していく仕組み自体にも少しだけ興味を持ってもらえたらいいなー。

来年は、商店会とのコラボなんてできても楽しそうよね!?


<季節行事や文化的な活動記録>

たまれ de 餅つき 2022
たまれ de 梅シロップ 2021
たまれ de 白菜漬け 2022
たまれ de 七輪 2023
たまれ de ひな祭り 2023
たまれ de 味噌づくり 2023
*たまれ de お花見
たまれ de 端午の節句 2023
たまれ de 七夕 2023
たまれ de 流しソーメン 2023
たまれ de ハロウィン 2022