『旧国立駅舎イベント』プロジェクト – 私たちからみえる「たまれ」って? –

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「たまれ」ってなにかを説明すべく小冊子を制作

もともとはwebサイトどうするってMTGをスタートはさせてたんですよねー
で、それはそれで動いてはいるものの、「旧国立駅舎イベント」があり、そこを1つのアウトプットとして紙媒体をつくろう!って話になりました。もともと「zine(ジン)」的なものもつくりたいよねーってそういう視点でも話をしていたのでスムーズに話は進んだ(というより、スケジュールかつかつで進めざるを得ない)感はありましたねー

「こんな感じの雰囲気だとどう?」
「何を載せようか?」
「ああいう感じにはしたくないよねー」
ってああだこうだいいながら定期的にMTGを進めている風な画⬇︎。

「たまれ庶務部」って事務局も立ち上げ

そしてちょっとずつどんな感じにしていくかを詰めながら、カタチづくっていきます。と同時に、
「これってダレが発行するのか?」
「どっからお金出す??」って話は避けて通れない。

小冊子に載せる「たまれ」っ本質の抽出と、それを踏まえた上でどういう運営がいいのか。いやー難しいんすよねー。でも1つわかってきたことは、「たまれのみんなで決めていこう!」っていうことだけで進めていくことではうまくいかないってこと。
「たまれ」ってもともとどこまでって明確な境界線はなくて、部屋を借りている人も借りてないけど関係をもってくれている人も、もしくは来たことない人もそれぞれのカタチで所属したいという気持ちを大事にしつつそれを押し付けないって思想があって。とはいえ、わかりやすい部分では「たまれ」ってここのアパート2棟とFLAT STANDやシンクハピネスと…っていう場所を介して説明されることが多いのも事実で。だからこそ、それぞれやりたいことやりつつシナジーもあって、で誰かがやることにぶら下がるんではなくてそれをサポートし合える(時には喧嘩上等)関係性や距離感が大事。
でもやっぱり誰かが判断して動かしていく。んで、結果的に「気持ちよかったよねー」って楽しさややりきれなかったり、もう少しできたんじゃないかって前向きな振り返りもできたり。そういう意味での旗振りと見えない部分で汗をかく部隊をしっかりつくった方が「たまれ」っぽいことができるんだろうなーと。

紙媒体といったら「版画=PRINT」を絡めたい!!

ちょっと話は外れちゃいましたが、紙媒体の話はしていたんですよってことっす。
で、そのときから銅版画のアトリエ Hi press と絡みたいなーっと思ってたんですよ。版画の起源を遡ると15世紀とかに情報伝達の手段としての「版画」っていうのがでてきます。まさに「PRINT」なんですけど、今回の「旧国立駅舎イベント」では、FLAT STANDを起点に村づくり的なことが動き出してきて、「医療」「福祉」とは別のジャンルではじめにアポーとの1室に飛び込んできたので銅版画のプレス機であり、今のHi press (その頃はデコボコウボウ)なんですよねー。

ってこともあり、Hi pressにも表紙のデザインなど相談している画⬇︎。
こうやって、1つ1つ意味づけをしていく作業って大事で、モノ自体にも想いが詰まっていくと同時に関わる人がまた意味づけをしてくれるのですごくいい循環。

で、大枠のレイアウトやテキストも決まり、「印刷どうやってする??」ってなるんですけど、やっぱふつーにデータを入稿して印刷では満足できなくなってきてるんですよね。素材にこだわっていくっていう深みではなく、さらにどう意味づけしていこうかって方向の深みを探っちゃってますよね。で、なんかかんやでリソグラフっていう印刷の元となる版(マスター)をつくり、内部の印刷ドラムに巻きつけ、紙を通して印刷を行うしくみの単色刷りでやることに!

そして仕上がってきたものを折り込む作業もしっかりアナログで。

「たまれ」初の発行物  -たまれHOF –

できましたー「たまれホーフ」!準備業ですけどねー
9/21からのイベントに合わせて制作し、19日に完成!!いやぁーひとまずよかったー!!
どこかで見かけたら手にとってみてくださいねー(ウェブサイトも準備中)

「たまれ」って、一体なんですか??
「多磨霊園駅」でもあり、ヒトやコトが集まっていく” 溜まれ”をかけて、あだ名的に『たまれ』っていつからか呼ぶよう になりました。FLAT STANDが OPEN し、カフェやイベント運営などをしていく中で、裏のアパートの空室がアトリエや 工房、オフィスやお店で埋まっていき…今に至っています。いろんな目的 で集まる人が重なり、離れ、また帰ってくる。境界線がある ようでない / ないようである、そんな双方向で多面的な関 係や距離感に心地よさを感じ変化し続ける、生態系のよう な活動そのもの。その中に、医療や福祉を置いてみたらどう なるか、そんな Labo 的な一面もあるとかないとか。

あくまで今の現在地を抽出したものになります。
常に変化し続けていくし、人それぞれに受け止め方や感じ方があるのでそれも正しい。
そんな感じの仕上がりになっておりまーす!!次号はいつになるのか!?少しずつご紹介していきたいと思いまーす!!

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