大学のゼミとのコラボ企画!!③ – 最終発表にむけてのアウトプット展示 –

PROJECTS

専修大学 佐藤プロジェクト いよいよ発表へ

月日が経つのは早いものであっという間に発表にむけた時期になりました。
発表といっても本チャンは大学での発表になるので、FLAT STANDを会場にアウトプットをしてもう1回コミュニケーションとってみましょう!的な。
そこに向けて、それぞれグループで、個人で準備を進めていくわけで…
それぞれのカタチでのアウトプットになってきましたー!!

1階にはプロジェクトの全貌が!といいたいとこですが、そんなに情報は載せられないので2階にも資料を置きつつ、学生や先生が説明(というよりコミュニケーション?)しながらイントロ。

メイン会場は2階に

今の時代の学生たちかちからアウトプットのデザインやらがお上手。あ、デザイン関連の学科(ネットワーク情報学部)だったからか!?
ポスターによる発表もあれば、カードゲームでコミュニケーションを促すもの、シンプルにアンケート、ZINE(ジン)を作ってみたり….。ここでのアウトプットは「ケアってこういうもの!」っていうものではなく、「自分たちなりにこんなものかなぁと感じたているけどどうすかね?」的なむしろコミュニケーションを投げかけているような…

来場される方とコミュニケーションを

やっぱりテーマが難しいとこ入ってる分、この期間で何かわかるっていうこと自体が不可能に近く、そのプロセスの中でそれぞれの現在地で感じるものや見えてきたもの、もしくは違ったものなんかがなんとなく触れられる…くらいがきっとゴールイメージ。

それぞれの立場でコミュニケーションをとっていくと、
「あー、そういう視点からみてるんだー」
「そういう部分も含めて広義にとらえると〇〇だよね」と理解を深めてくれるコメントもらったり、
「なるほどねー、私はそうは思わないけど」
「ちょっとそれはわからない」と外部の違和感をフィジカルに受けられたり。

こういう体感覚をもって学びを深めていくプロセス自体がしにくい環境下なので、そういうことができるだけでも学生たちにとっては有意義な時間になってくれたらいいなー

なにかの言い訳を通したコミュニケーション

今回のテーマは「ケアの現場で暮らしを支える新しいしつらえ」。
そもそも私たち(シンクハピネス)はケアを生業とする人の集まりであり、それぞれの「ケア」に対する信念やこだわりを持っていて、チームとして価値共有しているところ、もちろんできないところだってある。
その「ケア」を深く理解して…なんてこちらは思ってもいないってのは正直なところ。逆に今の学生の立場で、それぞれの経験の中でどうとらえることができるのか、またはできないのか、っていう生の反応が見られたりするのが私たちとしては新鮮だし、シンプルにうれしかったりするんですよね。

私たちの経験や私たちが持つ場を通じて、さまざまな出会いや反応が生まれること自体がおもしろいし、そもそも私たちだけでは生まれないものが生まれていく。

そんなプロセスは楽しいだけでなく、ちょっと嫌味も言われたり、思ったようにはいかなかったりもするけど、アウトプットしてみたらまた違う景色がみえてきたり…

そんなプロセスを共有したり、そういう変化をみえてくれる機会をもらえたことは光栄であり、また私たちにも気づきを与えてくれて変容につながる。このインタライティブな活動そのものが「ケア」に通ずるものがあったりするんじゃないか、と。
そもそも「ケア」って介護や福祉に紐づくものだけではなく、むしろもっと日常の暮らしの中に、コミュニケーションの中にあるものだったりもしますよねー
って感想というか、価値観をアウトプットしてみることとします。

専修大学佐藤プロジェクトのみなさん、ありがとうございましたー!
また、このプロジェクトや展示に興味をもってくださったみなさん、ありがとうございましたー!

改めて、「デザイン」と「ケア」について考えるいい機会になりましたー
(うちのケアマネの事業所は life design village FLAT ですからね)

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