オリジナルブレンドづくりPJ vol.3 届け方①

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まずは流れを大切にすること

カフェという場を通じて私たちが大切だと思っていることの1つに「流れ」というものがあります。これは「つながり」と言われるようなものとは少しニュアンスが違います。珈琲のサプライチェーンでは、おいしい珈琲豆が生産され、おいしく焙煎してもらった珈琲豆が届き、おいしく淹れるってことはシンプルに大事ですよね。そして私たちは淹れ手であるわけです。いいところを出して、嫌なところをださないように提供する。これ、当たり前なんですけど、当たり前のことをやるって大事だし、でも難しかったりしますよね。珈琲に関わらず、サービスだったり、ケアみたいなこともそうですよねー。すごく珈琲に関して秀でているメンバーではない私たちは、なにより「この素材をおいしいまま提供しないと」っていうプレッシャーはすごく背負いつつ日々頑張っている…ってわけです。やっぱり流通に関わってくれている人たちへの敬意はすごくあるし、その方たちがいい素材をいい状態でつないでもらっているので「まずは変なことをせずに、できるだけそのままの良さを提供する」を意識しております!!

どんなカップを提供したいか

「ブレンドづくり」をするときにすごく聞かれましたし、やっぱり『どんなカップを提供したいのか』なんですよね。なんかこういうのを一度立ち止まってココまで考えるのは「武蔵野台商店」以来かもしれないなー。来店するまでの時間-注文する時間-待ち時間-体験(コーヒー)時間-退店する時…ってその前後時間やつなぎ方も含めて、「バリスタとしての心得」を教えてもらっていたので、その姿勢に関してはある程度理解している自負はあります。が、そのときもブレンド自体は決まっていましたからねー、考えましたよー素人なりに!!

で、フラスタに来る人のイメージやここに愛着や興味を持ってくれる人のこともすごく考えました(焙煎士探しはvol,3で)。もちろんですけど、珈琲を第1目的に来る人はかなりのレアもので、「ゆっくり時間を過ごしたい」「ちょっとリフレッシュしたい」「〇〇さんと話をしに」「待ち合わせの場所で…」ってそれぞれの時間があり、そこにある珈琲がおいしかったらいいよね的なことがもともとの思想なわけです。その時間や空間に寄り添うコーヒースタンドですから。なので、すごく個性を出したいわけでもないし、なんか安定していて安心して飲める珈琲。それでいて、私たちも好きなものであり、私たちっぽいと思えるものにしたいなぁ、と。

お店でなくてもお店を想起してもらえること

今までの珈琲も美味しいんですよ。でも、今回のブレンドだからできるんですよ、ドリップパックが。
お土産で買って帰りたい、だれかにギフトで使いたいってなったときに「オリジナル」であることも意味はやっぱり大きいし、時間の経過もマイナスにならない味の変化も味わえる。これ、マジで焙煎士の力だと思ってます。自信をもってお届けできるものになっています!!

すでに旅行に持って行ったり、ギフトに使ったり…私たち運営側がかなり使っています。
今までもそうなんですけど、やっぱり自分たちがいいって思えるモノであったりサービスは進めちゃいますし、そのストーリーを勝手に喋り出しちゃうんですよね。
そして、自宅でも気軽においしい珈琲を飲んでもらえる。そして、フラスタや「たまれ」のこと、界隈の人やコトを想起してもらえる。すごーく価値のあるメディアになっていると思います!!

あ、みなさん是非試してみてくださいね!!( web shop もあるのでー)

コラボのドリップパックもできました!!

実は前から「ドリップパックつくらないんですか?」とは言われていたんですよねー
で、このタイミングで実現!!しかも「想造楽工」さんとのコラボ!!
自信をもってご提供できる珈琲なので、ご興味ある方は是非お問合せくださいませー
こんな感じ⬇︎でプリントもできますし、1つ1つ手書きで書いてもらうっていうのもかわいいですよねー

法人さんからのまとめたご注文も大感芸ですが、個人さんのギフトに表に表示を何もつけずにメッセージを自分で書き込んで贈り物にしたいっていうパターンもあったり。
「こんなコラボできます??」
「うちのパッケージにして販売してもいいすか??
などなどお声がけお待ちしてまーす!!

*オリジナルブレンドづくりPJ vol.0 エピソード
オリジナルブレンドづくりPJ vol.1 キックオフ
オリジナルブレンドづくりPJ vol.2 抽出理論
オリジナルブレンドづくりPJ vol.3 焙煎工程
オリジナルブレンドづくりPJ vol.4 届け方①ドリップパック
*オリジナルブレンドづくりPJ voi.5 届け方②
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