『武蔵野台商店』PROJECT – 大きな小上がり席 –

PROJECTS

※このBLOGは閉店後、1年半以上経過した頃、アーカーブ目的で作成しています。

 

店内に入ると広がる世界観

「『武蔵野台商店』って何屋さん??」
「野菜売ってるよね??」
「あ、カフェもあるの??」
駅の改札を抜けると目の前にある入口を一歩入ると、駅ナカとは思えない空間。

日常の中にある非日常であり、
非日常の中にも日常がある。
そんな店舗づくりとしてはあまり同居しないような要素が共存しうるような、そんな場がこれからの時代にも、まちにもきっと必要なのかもしれない。

 

奥にひろがる小上がり席

「どんな風に使ってくれるかなー」
「どんな風に使えたらいいかなー」
スタッフとだけではなく、使いたいって思ってくれる人たちと一緒に考えながら1つ1つフレームをつくっていきましたね。すごーく悩みながら。

ああだこうだっていっていても、結局使っちゃってそうなったって方が早いし、真実なんですよね。
とはいえ、安全や安心できる環境設定も大事で、そのバランスをどこでとるのか…日々悩んでましたねー

少しずつこんな風景ってありだよねー、って共感できることが増えていったりする嬉しさは運営していて救われることの1つでもあったり。

それぞれが思い思いに過ごす場所

ホントにちょっと過ごせる場所として、ちょっとまちとつながっていられる場所として…
人それぞれ、シーンやシチュエーションに合わせて過ごしていただくこともできたのかな。(まだまだこれからの場所ではありましたが…)

赤ちゃん連れの方はだんだんと増えていって。
夏休みや冬休みの時には地元での集合場所だったり、ちょっとした打ち合わせ場所だったり、帰りに寄る場所だったり….。

ちょうどいい、心地よく放っておいてもらえる、そんな場所にみんながしていてくれたんだなぁと振り返ったり。

土日の朝はヨガ、ピラティスなども開催

まったり過ごす日常もあれば、土日は朝からヨガやピラティスも開催してましたー
OPEN時間の変更もあったりしましたが、朝の仕込み準備中から入っていただき、土日の朝を有意義に過ごして気持ち良い1日のスタートにもご利用いただいてました。
「おはようございます!」
「いってらっしゃい!」
っていう言葉も武蔵野台商店っぽくて好きでした。
「いらっしゃいませ」って言わないようにしていたので。
私たちから線を引かないって気持ちを込めて。サービスを提供する側/される側って。
そこも曖昧に、そもそも「店」のあり方、「駅」のあり方みたいなものもどうあったらいいのか、そういう大きな問いみたいなものもいっしょに考えていきたかったんですよね。

ロールカーテンで目隠しもできるようにしていたので、心地よく自分の身体に集中できたりします。

みえないカタチを目指して

こんな小上がりを駅の改札目の前に、ガツンとつくってしまうんだから大きな覚悟できたよね。
でも、それくらい地域のこと、未来のことを考えていく、そんな大きな意義をもったプロジェクトだったと思います。

人と人、人とまちの距離感や関係性をどう重ねていくのか。
まずは1つ1つを大切にしながらも、この地域やここに住む人たちのことを知ること。
そのためには来店していただき話をすること、また外に出向いて話を聞くこと,,,まだまだたくさんのことをしなくちゃいけなかったんですよねー

答えのない、ずっと続く問い。
今でも変わらず、問い続けています。