新型コロナウィルス感染拡大防止の取組として -2020.4.20-
【新型コロナウイルス感染拡大防止】
4月1日から店舗は完全休業としました。
4月10日よりSNS中心に発信させていただいている「マスクや防護服などの募集」をご覧いただき、本当に多くの方に、マスクや防護服などたくさんの支援をいただきました。
FLAT STANDは、4年弱のお店。
「医療」「福祉」みたいなことはほとんど表に出したことはありません。それは「医療」「福祉」が、サービスを提供する側の都合ではなく、その地域に住む人がどんな暮らしをしたいか、どんなことで困っているのか、その中で医療や福祉の専門家として、人として何ができるのかをいっしょに考え、つくっていきたいという想いだから。
今はそんな私たちが発信することで、医療や福祉のあり方をいっしょに考えることができるかもしれない。そんな希望と、そんなことより現場をなとかしたい!という危機感を、SNSにてお願いとしてUPさせていただきました。
1人でも、1つでも多くの不安がやわらぎ、
1人でも、1つでも多くの命が救われ、
1日でも早く、平穏な日を迎えられますように。
日常に戻るでも取り戻すでもなく、新たにつくり出せる答えのない日常を信じて。
感染の不安に押しつぶされそうになりながら、
現場で動き続けてくれている医療、介護、福祉の専門職の方に少しでも届きますように。
そんな想いに共感、応援してくれたりする方、
どこにどう支援していいか探していたときに見つけてくれた方、
知人から情報をもらって…、
それを届けると本当に「ありがとうございます」と皆さん感謝してくださいました。
今回こうやって、困っている医療や介護の現場に想いを馳せてくれた方と現場で踏ん張ってくれている人たちを間接的につなぐということができたことはすごく熱い気持ちになりました。
メディアではessensial workerに対して差別的な対応なども取り上げられているような状況もあり、一方では本当に目に見えない恐怖感を抱きながら目の前の暮らしを支えている人がいる。
「stay home」のhomeは建物の家ということではなく、「今自分が住んでいるところ」でまさに暮らしのこと。住み慣れたところで、家族といっしょに過ごすってことであればまさに「在宅」で私たちの会社シンクハピネスがしなければならないことの1つ大きな使命。
そしてもう1つ、「social good distance」。
暮らしている中で、良いことだけではないけど、社会や地域、家族や自分自身との関係をどうあるべきか、ではなく、どうありたいか。逆に何が嫌か。そんなことを考えながらbadではない距離感でいること。それは医療や福祉でも同じ文脈でも置き換えられたりするんですよね。なので、こんな状況の中で今回の活動が、結果的にはちょっといい距離感や関係性の一助になったんじゃないかなーとも思っていたり。
あまりこういうことをいうことをしてこなかったし、直接的に「医療」や「福祉」というバックグラウンドを意図的に前に出すことはしてこなかったんだけど、そんなことも考えてる場合じゃないって思った行動がきっと何かを変えた気がしています。
これからも感染リスクへは最大限の配慮をしながら、私たちがやったほうがいいよね、と思うことを1つ1ついっしょに重ねていきたいと思います。そしていつも通り、変わるものと変わらないものを大切に。