「はなれていても」作品展 笠置まろみ
レイアウトも久しぶりに変更!
気がつけば会期の1週間前。
レイアウトのイメージは共有していたものの、感染対策を含めたレイアウトなどどうしようかなって思っていたのが実情でしたが、コロナ対策リーダー設置の飲食店向けの助成金がみつかり、ちょっと設備もアップデートすることができました!!(他の助成金は進みが遅いので助かったと言えば助かった…)
パーテーションは追加。今回は暑くなってくる時期でもあるので換気の目安も欲しかったのでCO2濃度測定器も各回各部屋に設置!このことで新型コロナウィルスの感染拡大がはじまってから対面の席をつぶしていたレイアウトから変更!!会期の数日前でしたよ、ギリギリ。
そしていよいよ搬入開始。
今回は絵本「はなれていても」の原画の展示となるので、絵の並びも決まってはいるんですよね。
でも、どの壁をどれくらい使って、ギャラリーだけではなくカフェ要素もあるのでやっぱり最終はライブ感の中で決まっていきます。んで、だんだん時間も経過していく中で空気感も変わっていくとテンション上がってくるんですよねー
あとは当日を待つのみ。
個展もいよいよスタート!
もろもろ文化祭の前日のような気持ちでいつも当日を迎えます。
今回は展示は2階のみ。それでもたくさんの方が連日いらっしゃました。それでもすごく人数が集まりすぎる感じもなく、うまーく皆さんが気を遣い合いながら会期が進んでいたように思います。
まろみさんの個展目的でいらっしゃる方はもちろん、在廊している時間でおじゃべりしながらこの空間を楽しんでいらっしゃって。また、カフェ営業もしているので、たまたま来たらギャラリー空間だったって方もいらっしゃたり。
画廊や美術館とはまた違った距離感で、そしてそれぞれの距離感でアートや表現活動に触れてもらえたら、んでそれぞれに何か感じてもらえたら…っていうFLAT STANDとしての感覚もなんとなーく感じてもらえたら。
ライブ配信もよかったんじゃないですかね!?
とはいえ緊急事態宣言中なので、やっぱりなかなか来られない人もいらっしゃいます。
なので、その部分はデジタルで補完できるのが今の時代ですよねー。
ライブ配信もしてくれていたので、会場の雰囲気や作家さんとの距離感も感じながら作品も空気感も楽しんでいただけましたでしょうか??リアルにコメントいただけたりすると、ライブチャットの中でもコミュニケーションが生まれたりするし、なんか嬉しいですよね。んで、アーカーブもしてくれているので時間が合わなかったって人は後ほどゆっくり観られるし。
やっぱり数人で展示を行うのと、個展との違いってありますよね。
どっちもよいとこありますが、作家さんや作品の世界観や空気感に浸ったり、作家さんとお話しできたりするのはやっぱり個展のいいとこですよねー
ギャラリーカフェならではの時間も
カフェとしての機能があると、作家さんや作品との距離感や関係もちょっと変化しますよね。
「作品がどうやって生まれたのか」
「どういう制作をしているのか」
「もともとどちらなんですか?」
「いつくらいからはじめられたんですか?」っていうような会話はもちろん嬉しいですし、
「このお菓子、絵本にでてくるやつなのー」
「それ何?コーヒーのしゅわしゅわのやつ。」
ゆっくり眺めながらお茶できたり、全然違う話もしてみたり。
空間自体も、音楽なんかも演出の一部だったりするのでゆーっくりその世界観に浸る。
そういう時間ってなんかいいなぁと。
はじまってしまうとあっという間。
これ毎回思うんですよねー、ホントに。
でも何事もなく開催できたことに感謝。
作品もたくさんの方の手元に旅立っていきました。
またそれぞれの暮らしの中で作品も心地よく過ごしてくれるんだと思います。
また、この期間にたくさんの出会いがありました。
そして「笠置まろみ」さんのことを少し知ることができました。
そんな心地いい時間を提供してくださり改めて感謝です。
しばし余韻に浸りながらBLOGをUPさせていただきます。