サカナクション解体新書!!

EVENT

ようやく開催!!『サカナクション解体新書』
9/23
「サカナクション」知ってます?? wikipediaによると、

2005年に結成され、2007年にデビュー。ボーカル・ギター担当の山口一郎を中心とした男女5人で構成される。

バンド名は「魚」と「アクション」の単語を組み合わせた造語。山口一郎はインタビューで、ひねくれたこと・いい意味でふざけたことをやりたく、バンド名にはあまり用いられない「サカナ」を入れ、変化を恐れずにやっていこうという意味をこめて「サカナのアクションでサカナクション」にしたという趣旨を述べている。ってことです。

「文学性が高い」と言われるサカナクションの歌詞を解釈していくというもので、「サカナクション解体新書」と題して、Rayくんが動かしている企画。ぼくたちわたしたちの歌詞解釈、として、言語学を切り口にサカナクションの歌詞を通じて、真剣に、楽しく、みんなで向き合う的な。
 
 
まずは、#TALK SESSIONから。
 
歌詞解釈をする、すなわち言葉と向き合うための準備運動のようなものです。言語学者の先行研究も紹介しつつ、「そもそも言語学ってどんな学問?」「それがどう歌詞とつながるの?」など分かりやすく説明してくれる言語学ミニ講義。(「サカナクション解体新書」から引用)
 
「メタファー」「コロケーション」「文学的って」…と前提条件を揃えながら、空気感をつくっていきます。
 
 
準備体操ができたら、#WORKSHOP に!

参加者が4,5人のグループになって、発表されるお題曲の歌詞について、「ああだこうだ」スタート。

今回のお題は、6年ぶりのアルバム『834.194』をリリースした直後ということもあって、アルバムリード曲『忘れられないの』。準備体操ができているので、対話しながらそれぞれの感じ方、価値観みたいなものを熱く話したり、静かに耳を傾けたり…だんだん議論になったり。
 もちろんサカナクションが好きな人(魚民と呼ばれている)が多いんだけど、それだけには限らず。今回はRayくんのつながりの学生が多かったけど大人ももちろん!!んで中学生もいたり!!まさに多様な世界が広がり、重なったり、離れたり…

自分と向き合う時間。他者と通じて自分を向き合う時間。どちらも心地よく揺れたりして。

 
Rayくんのつくる世界観
 
抽象的で受け取り方もそれぞれのモノガタリがあったり。
でもその中にあるつながるものがあったり。
難解な歌詞から読み取れない、わからない中から、正解ではなく、それぞれの解釈が生まれ、その違いから対話が生まれ、議論を重ねていっしょにまたAでもBでもない世界をつくっていく心地よさ。
 
イベントの回数を重ねるごとに、きっとRayくんのイベントの作り方、対話や議論が生まれる空気やきっかけづくりもアップデートしてるんだろうな、と感じますよね。
楽しく、深く。そして静かに、でも強さもあって。でも揺れていて、それを心地よく感じられる。そんなだれもが安心できる素敵な時間でしたー